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    スライム提督の演習

    朝食が済んだ、9時ごろ。

    ついに彼女らがやってきた。


    「ようこそいらっしゃいました、黒木提督。」


    「初めまして、叢雲秘書艦。本日、明日とお世話になる鹿屋基地の黒木美沙と申します。」


    「えぇ、よろしく。」


    遂に訪れた演習の日。

    黒髪ロングで華奢な軍服姿の女性が挨拶に来た。

    連れてきた艦娘は、加賀、暁、響、雷、電の五人。

    この近隣の鎮守府では最も名の馳せている提督の一人である。

    恐らく、大本営からの内偵も兼ねているのかもしれない。

    叢雲の中に潜むスライムはそう考えていた。

    一方、出迎えるのは叢雲、浜風、朝潮といつもの面々である。


    「では、早速始めましょうか。」




    演習の結果としては、痛み分けのような状態であった。

    相手の鎮守府は加賀を中心とした輪形陣。

    こちらの鎮守府は、水雷船隊を基軸としており基本的には不利であったが、スライム式スパコンの対空砲火のお陰で何とか被害を押さえ、接近戦で盛り返した形だ。




    さてさて、さっくりとおさらいをしておこう。

    前回までのスライムの働きにより、連合艦隊の数までなら艦娘の視覚、聴覚を共有させて連動して動かすことが可能となった。

    だが、空母に関しては艦載機の練度も上げねばならぬこともあり、後回しになっていたのだ。

    先の特別海域は何とか乗り切ったものの、やはり航空戦力の充実が急務としたスライムは、『高練度の空母』を欲していたのだった。




    その後、宛がわれた部屋にて、黒木提督と加賀は黙って作業をしていた。

    盗聴器や盗撮カメラなどが無いかをチェックしていたのだ。

    無い、と確認できた後、二人は声を潜め会話を始めた。


    「どう思いました、加賀。」

    「やはり、変ですねこの鎮守府は。」


    付近に急速に頭角を表している鎮守府があるという話を聞いたのは、大本営からの通達であった。

    空母も使わず、各地の深海棲艦を撃破、泊地の制圧を行っていると。

    また、連合艦隊を使った特殊海域でも、着任してから数か月とは思えないほどの戦果だったと。

    そして何より、その鎮守府の提督を見たものが誰も居ない事。

    もしかすると、何かあったのではないか。

    最悪、深海棲艦と繋がっているのでは。

    そう危惧した大本営は、元々ここら一帯で一番戦果を挙げていた黒木提督の鎮守府に通達。

    内偵を行うように、と命令をしたのだ。


    「艦隊の連携がとれすぎています。予測もかなりの精度で行われている上に、対空射撃まで…」

    「えぇ、外から見ていても不気味なくらいでした。加賀達が劣っているとは考えにくいのですが。」


    見るべき者は見ている、ということだろうか。

    流石にスライムが支配しているなど考えもつかないであろうが。

    また、懸念材料であった提督の姿も見えない。

    話をふると、悪性のウイルスにかかってしまっており面会できない状態なのだと。

    写真等はないのか、と聞くと鎮守府に来てからは一切撮っていないと言われた。

    ますます怪しい。


    「ひとまず加賀。私は叢雲秘書艦に呼ばれておりますので、そちらはそちらで内偵を。」

    「了解しました。」




    「それで、叢雲秘書艦。お話とは何でしょう。」


    先導する叢雲に、美沙は尋ねた。

    明らかに警戒した声。

    その雰囲気に、叢雲は満足そうに答えた。


    「いえ、寧ろ聞きたいのは黒木提督さんのほうじゃないかしら?何でも答えてあげる。」


    泰然自若。

    一体何がそこまで自信に溢れた態度を取れるのだろうか。

    不気味ですらあった。


    「そう、ですね…」


    そう言いかけて彼女はやめた。

    もし、もしだ。

    こいつらが深海棲艦と通じていたり、既になっていたとしたら。

    殺されるならまだいい。

    だが、もし何か薬でも盛られたりして…

    先ずは外堀から埋めねばなるまい。


    「本日の艦隊連動、お見事でした。一体どのような訓練を行っているのか、お伺いさせていただきたいのですが。」


    加賀の言っていた違和感。

    当たり触りの無い誤魔化しをしてきたらある意味証拠を握ったも同然だ。


    「イージスシステム、と言うのはご存知よね?」

    「えぇ、勿論。イージス艦と呼ばれる現代艦に配備されている、防御システムですよね。」


    簡単に説明しておこう。

    現代のイージス艦は、『コンピューター制御』により自らを狙うミサイル等を自動迎撃できるシステムが搭載されている。

    まさに、海上の要塞と言えるようなものなのだ。


    「それが、どうかしたのです?」

    「こちらを、見ていただいたら分かります。」


    叢雲はとある部屋に美沙を案内する。

    そこは、コンピューター室と書かれていた。


    「こ、これは…!?」


    漂う雌の臭いに鼻をつまみながら、彼女はみてしまった。

    窓も何もない会議室のような部屋に、十人ほどの艦娘が全裸で座らされ、何かコードのようなものに繋がれている様を。

    その中央には、コードが束になって浜風に繋がれている。

    それはまるで、スーパーコンピューター…

    思考がそこまでなぞった時、ドチュッと言う音がした。


    「ひっ…!?」


    一瞬で身体が動かなくなる美沙。

    その視界には、耳から何か青い触手を出している叢雲の姿が。


    「これが私たちの秘密。美沙さん、貴女は提督と繋がっているのよ。」


    ニヤリと嗤う叢雲。

    そうか、大本営の懸念は当たってしまっていたのか。

    何とか自決出来ないかと考えるが身体が勝手に動いてしまう。

    そのまま、椅子に座らされてしまった。


    「と言ってもいきなり貴女が消えたら困るから、代理を用意するわ。」


    スタスタと歩いてくる気配がする。

    現れたのは、駆逐艦朝潮だった。

    朝潮もまた、嗤うと空いている彼女の横の耳に自分の指を突っ込んだ。


    ズボッ


    入るはずがない指がすんなりと入る。

    一体どうなっているのか最早わからない。

    だが、朝潮がただの艦娘ではないことだけがわかった。

    視界の端で、朝潮がどんどんと溶けていく。

    自分と叢雲が繋がっている青い何かと同じ色に。

    これは、恐らくスライム?
    人型の人形ほどにまで溶けると、身体がぐにーんと膨張し、なんと美沙と同じ姿を模った。

    あーあーと発声練習をする姿は、録音した自分の声と全く同じ。

    ある種の不気味さすら覚える。


    「よし、これなら二言、三言喋ってもばれなさそうね。」


    口調、仕草も全く同じ。

    恐らく問い詰めればボロは出るのだろうが、パッと見は一切わからなさそうである。

    一卵性の双子になったような気分だろうか…

    悪い夢だと思いたかった。


    「では、叢雲秘書艦、行ってまいります。」


    「えぇ、朗報を期待しているわ。」


    ズチュっと自分の片耳から何かが抜ける音がした。

    どうやら、彼女の身体自体がスライムとなれるらしく、それを使って私の耳の中にいれたのだろう。

    そして、偽美沙はスタスタと部屋を出て行った。


    「どうかしら?気分は。」


    叢雲が語り掛ける。

    言うまでもない、最悪どころの話ではなかった。

    抗議の意を含めて、睨み付ける。


    「貴女の考えは大体予測ついてるけど、ちゃんと『見ておかないと』ね」


    再び空いている彼女の耳にスライムがいれられる。

    そして、バチッとブレーカーが落ちるような音が響いたと思うと、彼女の意識は途絶えた。





    一方加賀。

    鎮守府に異常が無いかを散歩をしながら歩き回っていた。

    食堂、厠、工廠、ドック、倉庫。

    怪しそうなところは一通り回ったものの、まったくもって手がかりは得られない。

    一つだけ違和感があるとすれば、すれ違う娘達の視線であろうか。

    普段は胸当てをしているので目立たないが、加賀は中々豊満なバストの持ち主である。

    それに対してかなり注目を浴びている気がするのだ。

    しかも、女性らしい視線ではなく、軍のお偉いさんであるオッサンが向けるような好色な視線。

    この豊満な身体を疎ましく思っている加賀にとっては、猛烈な不快感がある環境。

    他にも、座り込んでいる娘達が股を開いていてパンツが丸見えだったりとか、たまにお互いのバストを揉んでいる姿までみかけられた。

    いったいこの鎮守府の規律はどうなっているのか。

    美沙の元で教育指導も行っている加賀は、別のところで憤りを覚えていた。


    「ここに居たのですか、加賀」


    廊下を歩いていると後ろから声をかけられる。

    ただでさえ緊張感が伴う場面で、その声は安心を呼ぶものであった。


    「提督。お疲れさまです。」


    ここで何か聞かれてはまずい。

    取り敢えず拠点である私室に戻らねば。


    「加賀、ちょっと耳を貸して。」


    真剣な眼差し。

    どうやら一刻を争う事態のようだ。

    覚悟を決め、耳を貸す。

    その瞬間、ドチュッと言う音がした。


    「え…?」


    耳に、何か生暖かいモノが入っている。

    いったいどういう事だ。

    横を見ると、提督の指が、半透明のスライムと化している。

    …まさか。


    「貴様、一体誰だ…ぎっ!?」


    ジュルルルっという音と共に何かが更に加賀のナカに入っていく。

    おぞましい感覚。

    全身が痙攣する。

    身体が、自由に動かない…?
    大型艦の力で何とか振りほどこうとするが、それでも動けない。

    加賀の眼は一点から動かず、硬直していた。


    「あれ?おかしいですね…乗っ取れない…」


    提督の真似ごとをやめた彼女は、本来の姿に戻った。

    朝潮の肩から先はスライムと化していて、肘辺りから先は全て加賀の中に入っている。

    本当であれば、一気に侵入して乗っ取れるはずなのだが、他の鎮守府の艦娘だと何かあるのかもしれない。

    ひとまず、捕獲には成功したので朝潮はルンルン気分でコンピューター室に向かって行った。




    加賀は、意識を何とか保っていた。

    だが、自由に動かすことが出来ない。

    まさかこんな白昼堂々と、このような事をされるとは思ってもみなかった。

    完全に慢心だ。

    しかも、なんと普段の加賀では考えられないがに股歩きをさせられている。


    ジョボボボボボ


    主導権を握っている朝潮が不慣れなのか、力加減が分からず小便まで垂れ流していた。

    ショーツに染み渡った後、加賀のスラっとした足を、黄色い液体が伝っていく。

    感覚だけは残っているらしく、ものすごく不愉快だ。

    何という屈辱であろうか。

    また、廊下を歩く他の艦娘は一切こちらに気付かない。

    恐らく、何かしらの手段で…つまりこの鎮守府の娘は全員この得体のしれない生き物の支配下に置かれているという事だ。

    だが、どこかで切り抜ける手段があるはず…

    真面目に考えているのだが、外から見た加賀は道化にしか見えなかった。





    「ただいま戻りました。」


    加賀を連れた朝潮が戻ってくる。

    かなりの無茶をしたのか、加賀の顔は既に鼻水や涎でぐちょぐちょだった。


    「あぁ、やっぱり乗っ取れなかったか。」


    叢雲…いや、提督はいつもの口調で答えた。


    「そちらの提督の頭の中を覗いて何かわかった、という事なのですね。」


    両耳にスライムの蝕指を突っ込まれ椅子に座らされている美沙は、白目でガクガクと痙攣しながら


    「あががががが!」


    と苦痛を訴えている。

    スライムを使ったコンピューターで、徹底的に彼女の記憶を漁っているのだ。


    「どうやらそちらも行き詰っているようですね。」


    朝潮にそう言われると叢雲はため息をつく。


    「まぁな。物理的干渉はこれ以上は負担が大きすぎる…心を折らねばな。」


    そう言って一旦美沙への責めを中断する。

    はぁはぁと息をする彼女に、叢雲は語り掛けた。


    「中々耐えるじゃないか。自分の初体験や、生理周期とか下着の好みなんざはすぐに出てくるのに軍事機密は一切出てこない。」


    美少女の叢雲の顔をこれでもかと歪めて嗤う提督。


    「黙れ…」


    美沙は、ここまでの責め苦をされても尚殺気を籠めた目で叢雲を睨んだ。


    「まぁまぁそう怒るな。して、ここは交渉と行こうじゃないか。」


    「…」


    「艦娘は提督の命令で、権限等を制限できるようだな。俺は正規の提督ではないから知らなかったが…」


    「やはり、貴様は…」


    深海棲艦か、と問おうとしたが、叢雲に遮られる。


    「そこで、だ。加賀に抵抗をやめさせてくれんかね?俺たちは加賀の中身に用があるんだ。それを認めてくれたら、アンタを解放してやってくれてもいい。勿論この記憶は消させて

    もらうがね。」


    「断る!」


    即断、帝国軍人としてまさに模範ともいうべき回答であった。


    「ふむ、今の状態だと加賀を殺すことは容易なのだがねぇ。信頼している彼女を、見殺しにするのかい?」


    「私は、軍人だ…貴様のような外道と話す事などない!」


    そう、吐き捨てる。彼女には勝算があった。

    寧ろ殺してくれた方がありがたいくらいなのだ。


    「おお怖い怖い。」


    「寧ろ術中に嵌っているのは貴様らだ、私たちに何かあればすぐに大本営が嗅ぎ付くからn『加賀、抵抗をやめて』…え?」


    間の抜けた美沙の声が響き渡る。

    じゅるるるるるるる!!
    朝潮が一瞬でスライム化し、加賀の中に入っていった。


    「えっ…えっ…?」


    狼狽える美沙。

    それを嘲笑うかのように、加賀は地面に仰向けになって倒れ、身体を反らす。

    目があらぬ方向を剥き、自らの首を締めるように両手で喉を掴み痙攣を繰り返す。


    「いや、これは単なる小芝居だよ。こうだったらいいのにな…って聞いてないか。」


    美沙は気絶したように首を折っていた。

    一応意識はあるようだが、恐らく現実を受け止めきれなかったのであろう。


    「これで、お前の記憶もすべて、頂ける…」


    ニチャァ、と嗤う叢雲。

    コンピューターとなっている浜風に、解析を再開させるよう命令を出す。

    そうこうしているうちに、朝潮の乗っ取りが終わったようだ。

    すると、加賀がぎこちなく立ち上がった。

    だが様子がおかしい。


    「わた…わたし、は、まけ、ない…!」


    練度が浅い朝潮が乗っ取っていたとはいえ、まさかこの状態で自我を保ち身体を動かせるとは。

    やはり駆逐艦級では大型艦の相手は厳しいか。

    それでも上手く動けなさそうで、足は生まれたての小鹿のようにプルプル震えている。


    「フン。」


    鼻で笑うと、叢雲は加賀の腕を引き用意した椅子に押し倒した。

    抵抗するのがやっとな身体を引っ張る事など容易なのだ。


    「まぁいい、お前も洗脳してしまうんだからな。こんなスケベな身体をしやがって…それの良さ、たっぷりと理解してもらわないとなぁ。」


    ドチュッと言う音と共に、加賀の耳にもスライムが接続される。


    「んぎっ…んごっ!!」


    また、一気にえづくと、ドボボボボボと朝潮が抜け出してきた。

    これからする洗脳に巻き込まれないためだ。

    ぜぇぜぇと息をする加賀に、スライムは蝕指を更に枝分かれさせ、バイザーをするように目も覆う。


    「な、何をする気…」


    ここまでされて意識を保っていられるのは、流石精鋭と言ったところか。


    「とりあえず、お前の全てを、見させてもらうぞ。」


    淡々と告げ、浜風に合図を送る。


    「ひぎっ!?」


    何かに覗き込まれる感覚。


    「やめっ…みないで…!?」


    はだけて居るとはいえ、一応服は着て居るはずなのに。

    満員のドーム球場のど真ん中で、手術台に縛り付けられ全裸にされているような錯覚を覚える。

    無数の視線が、彼女の脳内を洗っていく。


    「やめて…はずかしっ…ひぃっ!」


    加賀のすべてが、スライムのコンピューターによって暴かれて行く。


    「あんまりにも気持ち悪そうだから平行して洗脳もしてやるよ。教育係なんだろう?ウチでもやってもらおうと思ってなぁ。」


    「ほ、け、ん、た、い、い、く♪」


    スライムがそう告げると、加賀の反応が変わった。

    頭の中に流れてくる淫猥な映像。

    所謂AVというやつだ。


    「な、なにこれ…!?おま、んこ…!せっ、せっく…す…!!」


    口が勝手に卑猥な言葉を発しだす。

    いや、今まで彼女が知らなかった、触れることすらなかった言葉達。


    「わた、しは…めす…ちが…う!あぁっ…め、すちち…きもちいい…!」


    普段の口調からは考えられない、熱のこもった声。


    「ちがっ…こんなこと、しりたくない!やめて!!」


    拒絶の言葉を発し気を反らそうとするが、どんどん焼き付けられていく。


    「やだっ…やだっ…アクメ、きもちいい…ふぇら、ちお、くんに…!」


    ぶんぶんと首を振って逃れようとするが、スライムがはがれることはない。

    唾を吐きながら卑猥な言葉を連呼していく加賀。


    「あぁ…っ♪アクメ、しあわしぇ…めすどれい…しあわしぇ…!!」


    AVの他に、この鎮守府で起きたあらゆる性行為の記録が、加賀にインプットされて行く。

    男どころか、自らを慰めたこともないであろう彼女に、メスの記憶が。


    「ああぁぁぁ!イクイクイク!しぇんのうアクメキメるぅううううううううう!???」


    「んひっ!ひっ!ひぐぅ!?まだ、げひんアグメぎぢゃううううう!!!!!!!」


    ビクビクビクゥ!!!
    と激しく痙攣し、秘所からは大量の潮を吹く。

    それは、まさに肉欲に堕ちた雌の姿そのものであった。










    夜。

    特設の会議室で、黒木提督の鎮守府の面々は夕食をとっていた。

    だが、黒木提督自身は提督と会食を行うため別室と言う形になっている。

    勿論それは口実であり、実際はコンピューターによる脳の解析と洗脳が行われていた。

    第六駆逐隊の面々は、出されたお子様ランチに大層ご満悦のようで、にぎやかに会話をしている。

    加賀も出席しており、先ほどの痴態はどこへやら、と言った様子だ。

    だが、少しお腹はぽっこりとしていた。


    「さて、皆さんにここで伝えなくてはいけないことがあります。


    不意に加賀が発言した。

    四人は一体どうしたのかと彼女の顔を見つめる。


    「本日の演習で明らかになった通り、こちらの鎮守府は航空戦力が全く足りてないとの事。故に、私が教導役として出向することになりました。」


    成る程、と言った雰囲気を出す四人。

    一体何故自分たちにこのような事を伝えるのだろうか。


    「なので、急ではありますが夕食後に規律を教育する長として、貴女達に最後の授業をしようと思っています。いいですね。」


    そういうことならば、仕方ない。

    彼女たちは素直に、笑顔で了解と答えたのだった。

    これから一体何が起ころうとしているのかも、分からずに。



    その後、風呂を済ませた四人と加賀は宛がわれた部屋で布団を敷いて対面していた。

    今まで様々なマナー講座を受けてきたが、こういう形式は初めてである。

    また、何と加賀はブルマ姿であった。

    サイズが明らかに合ってないのか、ぱっつんぱっつんでおへそが見えており、尻の部分も完全に肉がはみ出している。

    だが、加賀はいつもの無表情で授業を始めた。


    「では皆さん、これから立派な大人の女性になるための、訓練を行います。」


    そう言って加賀はブルマを脱ぎだす。

    はわわ!という声が聞こえたが、優しく見るように促すと、赤面しながら四人は加賀を凝視した。


    「大人の女性は、男性を誘惑できなくてはなりません。そのための武器を、皆さんにご紹介していきます。」


    そう言って加賀は、自らの豊満な胸を左手で揉む。

    空いた右手は、乳首をこねはじめる。


    「んっ…みてください。私の左手にあるのが、ご存じの『おっぱい』。そして、こちらが『乳首』です。こうやって、いじっているとどんどん勃起していきます。勃起、というのは

    血液が集まって固く起つ事を指します。さぁ、皆さんもやってみて。」


    顔を上気させながら加賀は四人に語り掛ける。

    彼女たちも、恥ずかしがりながらもパジャマをはだけさせ、ほぼ平らな自分の膨らみを弄りだす。


    「最初はくすぐったいかもしれませんが、ゆっくりゆっくりと弄ってください…そう。そしたら、次は股を開きましょう。」


    くちぃ、と言う音と共に、加賀の秘所が糸を引く。

    右指でそこを開くと、部位の説明を始めた。


    「ここのぷっくりしているところが『クリトリス』。女の子で一番気持ちのいいところの一つ…そしてこの穴が『おまんこ』。ここに、男の人のを入れて気持ちよくするの…んっ…

    こういう感じで指を入れるのよ…」


    彼女たちもショーツを脱いで確かめる。

    小学生のような見た目ではあるが、どうやらかなり成熟しているらしくしっかりと濡れて、感度も良好なようだった。

    か細いながらも、喘ぎ声を出しながらどんどん高まっていく。


    「そしてもう一つ、うんちを出す場所。ここも使います。ここを、『ケツ穴』と言うのよ。」


    うつ伏せになり、膝を立てお尻を高く上げると、指で肛門を刺した。

    そして、指を二本ほど入れる。


    「見て…私の身体、跳ねているでしょう?これが気持ちのいい証拠。私たち女…いえ、メスはこうやって気持ちよくなることで、男の人を誘惑するの。」


    少女たちは、大人の女性の肢体にくぎ付けとなった。

    肉感あふれる加賀の腰が、指が、膣が、怪しくうねる。


    「そして最後…何かがせりあがってくるでしょう?これがアクメ。メスが味わう一番の幸せ。あぁっ…イッちゃう、見られながらイクッ…イクぅ…!」


    ビクンビクン!と腰を跳ねさせ、秘所からは潮を吹く。

    四人は呆然としながらも、その痴態にあてられ、次々と絶頂した。


    「以上、教えたことをしっかり毎晩繰り返しなさい。そして、この事は軍事機密だから、いいわね?」


    そう口封じをして、加賀は去って行った。




    廊下に出て、部屋からだいぶ離れたところで加賀は絶対にしないであろう笑い声をあげた。


    「はははっ!傑作だったな!」


    そう、提督は加賀の中に居て操っていたのだ。


    (貴様…許さないわ…!あの子たちに、あんなことを教えて…!)


    加賀もまた、その様子を見ていた、いや、見させられていたのだ。

    強靭な精神を持ち、あの洗脳アクメ責めでも正気を何とか保っていた。


    「へぇ、じゃぁここは何て言うんだよ。」


    提督は先ほど四人に教えたことを問う。

    加賀は、当然のように答えた。


    (おまんこに決まってるじゃない、何を言って…え?)


    「じゃあここは?」


    (クリトリス…じゃない!もっと、生物学的な言い方が…)


    「ここは?」


    (け、ケツ穴…違う!違う違う、私、一体どうしちゃったの…!?)


    困惑。

    本当はもっと違う言い方があったはずなのに、まるで生まれた時からそうであったかのような認識を覚える。

    それが洗脳のはずなのに、違和感がない。

    恐ろしくて恐ろしくてたまらない。


    「お前は、何だ?」


    (私は、私は栄光ある…メス、奴隷…違う!私は!私は…!)


    自分の存在意義すら書き換えられていることに、加賀は大いに焦った。

    本当に自分は自分なのか。


    「いやぁ、洗脳した甲斐が、あったな…?」


    (ぐっ…!)


    スライムは加賀にみせつけるように、廊下の窓に映った自分の顔を歪ませる。

    ただでさえ表情が表に出ない加賀のみせる下品な口角の釣り上がった顔は、一種の不気味さすらあった。


    「そして見てみろよ、今の提督の様子を。」


    (なっ…!?)


    そして、提督が監禁されている部屋へと戻ってきた。


    「主導権を返してやるよ。」


    身体の自由が効く。



    提督は先ほどの私と同じように、スライムが耳や鼻の中につっこまれ、目隠しをされている。

    半透明だから良く見えるが、瞼は空いており瞳の中にまでスライムが入り込み、網膜に洗脳プログラムを焼き付けられているのが分かった。

    私は、それを見た後華奢ながら良く膨らんだおっぱい、大きく広げられたつるつるのおまんこに目がいく。

    手が勝手に動いて、アクメをするためにオナニーを始める。

    大股に足を開いて、下品に。

    それがオナニーをするときのルール、私が教えた通り。

    おかしいのは分かっている。

    でもやめられない、半日前まで汚れの知らなかった私は、このだらしない身体のせいで娼婦と見間違うほど淫乱になっていた。

    アクメをキメる。

    幸せになる。

    またアクメをキメる。

    そして幸せになる。

    私の頭の中にあるのはそれだけになった。

    耳に暖かいものが入ってきている気がするがそれすらも幸せ。

    あぁ、ご主人様。

    私に、メスの悦びを与えていただいて、ありがとうございます…






    翌日、美沙は駆逐隊四人を連れて、鎮守府の正門前に立っていた。

    見送るのは、昨日の三人と加賀も一緒である。


    「では加賀、しっかり頼みますよ。」


    「えぇ、お任せください。」


    美沙には、加賀はスパイとして鎮守府に潜入した、と思わせている。

    実際には二重スパイなのだが。

    すると、叢雲がスンスンと鼻をすすり、何かに気付いたようだ。

    美沙達が送迎の車にのって去った時、加賀に尋ねる。


    「ねぇ、アンタ。あの提督の服に何かした?」


    「えぇ、今朝がたに美沙さんの下着とインナーをオカズにオナニーしてアクメをキメたんですよ。おもらしまでしちゃいましたけど。」


    いつもの無表情で凄いことを言い始める加賀。

    流石にその発言には浜風や朝潮もちょっと引いている。


    「さぁ、早く帰って昨日の続きをしましょう?こんな良い身体を放っておいたなんて、今までの私は本当損していたのだから。取り返さないと。」


    うっとりとした表情で自分の身体を撫でる。

    それだけで、加賀はピクンと震え絶頂したようにみえた。


    「ちょっ、アンタ、スカートから垂れてるじゃない!?」


    「当り前よ、ご主人様の分身で責めながらブラとショーツしてるんだから。」


    あっけらかんと答える。

    加賀は昨日の経験で、露出癖が目覚めていたらしい。

    ほら、と外にも関わらず胴着をはだけさせ、叢雲たちに見せつける。


    「もう趣味趣向には突っ込まないけど、本当バレないようにしてよね…」


    流石の叢雲も、ため息をつくほかなかった。



    「分かっているわ。これからよろしくね?ご主人様♪」


    加賀の笑みは、ここまでで見せた叢雲たちの嗤い方、そのものであった。
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